日本におけるブータン研究の基盤形成を目指して
Japan Institute for Bhutan Studies: JIBS

【書籍案内】『「幸福の国」と呼ばれて』

2014年7月、キンレイ・ドルジ著/真崎克彦、菊地めぐみ訳『「幸福の国」と呼ばれて―ブータンの知性が語るGNH―』(原題Within the Realm of Happiness)が、コモンズより発行されました(研究員の平山雄大が翻訳等の助言を行いました)。

【目次】
日本語版に寄せて
国民総幸福(GNH)が喚起する新しい発展・開発パラダイム

はじめに 変わらぬイメージ、移ろいゆく社会
プロローグ 「幸福の国」の成り立ちと未来

第1章 幼少期の思い出
・おばあちゃんの思い出 
・おじいちゃんの知恵袋 
・父から聞いたある伝説

第2章 移ろいゆく時代
・プリティ・ウーマン 
・わが友カルマ 
・別世界の住人

第3章 現代ブータンの課題 
・国民に仕える 
・近代化の荒波 
・あるベンガル虎の独白 
・伝説は生き続ける

第4章 海外から見た「幸福の国」 
・災い転じて 
・日本で考えたこと 
・答えは母国にある

訳者解説 「幸福の国」と呼ばれるゆえんを掘り下げる
ブータンの略年表

コモンズ
http://www.commonsonline.co.jp/